腎血管性高血圧症
腎血管性高血圧症とは、腎血流が低下した結果、血圧が高くなる病気のことです。
腎動脈が狭くなっていると腎臓へ届く血液量が少なくなるため、腎臓としては体の水分量が少なくなったものと勘違いを引き起こします。
その結果、体内に水分が大量に蓄えられるようになり、高血圧になるのです。
腎動脈が狭くなる原因としては、動脈硬化症や線維筋性異形成、大動脈炎症候群などが挙げられます。
治療では降圧薬が用いられますが、根本的な治療法として、腎動脈の狭窄部分を広げるために経皮経管腎動脈形成術が行われます。
また、バルーンで血管を拡張したり、ステントを使って血管を広げる血管内治療も行われます。
長期間の高血圧は、心不全や動脈硬化、狭心症に心筋梗塞などを引き起こすだけでなく、腎不全も引き起こす可能性があります。
定期的な血圧測定を行うことが大切です。