川崎病心血管後遺症
川崎病心血管後遺症とは、川崎病の合併症としておきる冠動脈の疾患です。
川崎病にかかったあとに冠動脈に拡張やこぶが生じることがあります。巨大なこぶができると、血栓による急性心筋梗塞や狭窄ができることによる心筋の虚血が生じてくるケースがあります。
冠動脈に拡張やこぶができる原因は、冠動脈に強い炎症が起こることによってです。炎症により血管の壁の一部が破壊されるのです。
心筋虚血や心筋梗塞を引き起こすことが考えられるため、冠動脈に病変が発生した場合には、医師による定期的な検査を受けることが大切です。
治療法としては、急性期にアスピリン、免疫グロブリンの大量投与療法を行うことが挙げられます。
狭窄による心筋虚血がある場合には、冠動脈バイパス手術が行われ、心筋梗塞が生じた場合は、血栓溶解療法などの血管内治療が行われます。